今回は最近TVにもよく出演されている稀代のマーケター、森岡毅さんの著書である「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」を紹介したいと思います。
個人的には会社のマーケティング部に配属したての方が、最初に読む本として最適だと思います。内容は初歩的ですが、とても実践的です。私自身、マーケティング入門と書かれた本も何冊か読みましたが、アカデミックな内容が多く、明日からの行動には結びづらいなぁと思いました。その点本書は、会社における「マーケティングの役割」から入り、「消費者視点」が重要だが、しがらみの多い縦割社会によって上手くできていない現状なども、生々しく書かれています。笑
まとめ
Who(オススメな人):
駆け出しマーケター(分からないことが分からない人)
What(購読メリット):
明日からマーケター レベル10として動き出せる
RTB (理由):
・マーケティング及びマーケターとは何ぞやが理解できる
・消費者視点によるマーケティングの本質が理解できる
・実践的なマーケティング戦略のフレームワークが理解できる
感想
マーケティング戦略のフレームワークについては、このブログでもまとめておりますので是非参考くださいませ。

私もブランドマーケティングという職種を10年ほどやっており、理論や理想論は分かるのですが、実際に他部署を巻き込んで具体的な施策を開発してく際は、毎回非常にストレスです。
大目的は同じでも、各部門目的は異なることが多く、例えば「安全第一」で変化を望まない部署や、「チャレンジ第一」で自分の作りたいモノを作りたがる部門まで様々です。笑 そこで重要になって来るのが、「マーケターは消費者の代弁者」として、強いリーダーシップを持って会社を勝ち筋へ導いて行くことです。時には何でも屋さんとなって「何でこんな事やってるんやろか・・」と思いながら、時には見えなくなるまでゴマをすりながら、目的達成(消費者を喜ばして儲けること)のために何でもする気概がマーケターには必要だと思います。

「カレーすき焼き」を作ってはいけないんですよね、森岡先生!!
「 ある人はカレーライスが良いと言う。別の人はすき焼きが良いと言う。そんなときに多くの会社では、誰かが頑張らないと「カレーすき焼き」を作って消費者に提供してしまうことになります。もしあなたがマーケターであれば、自分が何を食べたいかは一切関係なく、消費者が何を食べたがっているかのみを深く洞察しなくてはいけません。消費者がカレーライスを食べたがっているとわかったときに、あなたが取るべき行動は、社内をカレーライス一本でまとめることです。決して「カレーすき焼き」を作らせてはいけません。」
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)』森岡 毅著




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