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oniku

・生まれも育ちも現在も(未来も?)大阪

・事業会社3社で12年以上ブランドマーケティングを実行中の現役中堅マーケター

・公益社団法人日本マーケティング協会認定資格「マーケティング・マスター」

・マーケティング自体が好きで、ほぼ趣味でもあり、これまで読んだ関連書籍は121冊 ※2024年12月時点

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0.実務で使えるマーケティング戦略の作り方

マーケティング体系(基礎・フレームワーク)

このまとめ記事は、マーケティング職を目指す方、配属や他部署から異動したての方、そろそろ一度振り返りろうかなと思う中堅の方におすすめです。
マーケティングを体系的に理解することで、戦略や戦術策定がスムーズになります。

マーケティングの定義

まずはマーケティング定義についてです。
時代に合わせた変化、色々な有識者の定義、自らの考えを組み合わせ、しっくりくる解釈を見つけるのがおすすめです。

①P.F.ドラッカー
企業の目的は「顧客創造」で、企業の持つ基本的な機能は「マーケティング」と「イノベーション」である。そしてマーケティングは、「顧客のニーズを深く理解し、顧客が本当に求めているものを製品やサービスとして提供することで、結果として販売を不要にする状態を目指す」としています。

コトラー
マーケティングとは、個人および集団が製品や価値を創造し、他者と交換することによって、自らのニーズや欲求を満たす社会的・経営的プロセスである 
出典 Marketing Management
そしてコトラーさんは、時代の変化と共にマーケティングの変化もまとめてくれています。
参考 コトラーのマーケティング3.0〜5.0

バージョン時代背景主な対象キーワード役割
1.0
1950〜1990年代
産業経済社会(需要>モノ)製品中心大量生産・大量消費、4P、マス広告たくさん売ること
2.0
1980〜2000年代
情報化・多様化社会(需要<モノ)顧客中心顧客ニーズの多様化、STP、ブランド狙った顧客を満足させること
3.0
2000年代〜
価値主導社会(人間性の重視)人間中心価値観、存在意義、共感、CSR共感・社会貢献
4.0
2010年代〜
デジタル社会(つながりの時代)コミュニティ中心スマホ、オムニチャネル、SNS、5Aカスタマージャーニー3.0の延長として、つながりの構築(双方向関係)
5.0
2020年代〜
テクノロジー社会(AIと共存)人間×テクノロジーの融合AI、IoT、パーソナライゼーション/CRM、倫理3.0の延長として、テクノロジーを活用した幸福実現

③日本マーケティング協会(JMA 2024年)
顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。
この定義には、以下の3つの重要なポイントが含まれています。

  1. 価値の共創:顧客や社会と協力して、共に価値を生み出すこと。
  2. 価値の浸透:生み出した価値を、より多くの人々に広めること。
  3. 持続可能な社会の実現:関係性を構築し、より良い社会を目指すこと。

④おまけ 私の解釈
マーケティングとは、「幸せの最大化」を目的に、対象者を動かす潜在欲求(インサイト)に応える価値(独自性のある便益をもったモノやサービス)を共創して、対象者の進捗や解決を促す活動である。
必要条件として企業は、利益及びブランドエクイティを獲得し、共に発展していくことが可能になる。
これまでの「自社利益の最大化を目的」とした、消費者の欠乏ニーズを満たす消費促進型のマーケティングではなく、生活者と共創し、共に成長していくパートナーとして、幸福や持続的な社会を実現していく活動を、マーケティングとしています。

マーケティング戦略の作り方

次に「マーケティング戦略」とは、効果的に目的・目標を達成するための資源配分のこと。そして「マーケティング戦術」の指針となるため、事前にしっかりと策定します。

戦略が曖昧だと、リソースが分散して疲弊したり、どんなに良い戦術も、戦略が悪ければ効果が見込めないどころか悪化方向へ進む事もあります。

以下 戦略策定の全体像を書いています。必ずしも上から順番通りに進めていく必要はないですが、最後に頭からおしりまで一貫性のある面白いストーリーになっていることが重要です。各項目の詳細はリンク先を参照ください。

現状分析(AsIs、ビジネスドライバーの発掘)

  • 3C分析 (自社、市場/顧客、競合)
  • クロスSWOT分析(強み、機会、弱み、脅威)
  • TOC(制約理論)

目的(ToBe、あるべき姿)の設定

  • 良い目的設定の4つの視点「SMAC」
    • Specific(具体性)
    • Measurable(測定可能)
    • Achievable(実現可能)
    • Consistent(上位概念との一貫性)

目標(KGI、KPI)の設定

目的を再解釈・分解し、到達具合を図る指標

課題の設定と活用資源の探索

目的/目標と現状のGAP(問題)を分解した具体的な優先課題と、活用する資源のリストアップ

Who(セグメンテーション&ターゲティング)

ポイントは最大限ターゲットを広げることと、資源配分の優先順位を決めること。

  • 戦略ターゲット(最大ターゲット層)とコアターゲット(実在するN=1)
  • 良いターゲット設定の4つの視点

コアターゲットのInsight

  • 生活者の解決・進捗したい潜在(本能)的な悩み
  • N=1分析インタビュー

What(Benefit)

Insightを解決するために、どんな価値を提供するのか?機能便益、情緒便益、自己実現便益

RTB (reason to believe)

Benefitを信じてもらうための根拠であり、独自性を強化

マーケティング戦術の作り方

戦略策定後にマーケティング戦術(4P)である、具体的な商品やサービス、コミュニケーション施策、価格、販売チャネルを検討します。

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